屋上防水の更新時期はいつ?耐用年数と劣化サインから判断する方法とは
屋上は建物を守る大切な役割を担っていますが、常に過酷な環境にさらされています。
雨風や紫外線に耐え続ける屋上防水も、いつかはメンテナンスや更新が必要な時期を迎えます。
適切なタイミングで適切な処置を行うことは、建物の寿命を延ばし、大規模な修繕費用を防ぐことにも繋がります。
では、屋上防水の更新時期はどのように判断すれば良いのでしょうか。
屋上防水の更新時期はいつか
耐用年数を目安にする
屋上防水の更新時期を判断する上で、まず参考になるのが、採用されている防水工法が持つ「耐用年数」です。
これは、工法が期待される平均的な寿命です。
一般的に、屋上防水では10年から20年程度とされています。
ただし、この数字はあくまで目安であり、実際の寿命は、防水材の種類、施工品質、立地環境、使用状況などにより変動します。
そのため、専門家は、施工から10年程度経過した時点で、一度専門家による点検を受け、メンテナンスの必要性を検討することを推奨しています。
定期的な点検と、必要に応じたメンテナンスを継続的に行うことで、防水層の寿命を最大限に引き延ばし、建物を保護できます。
劣化症状で判断する
防水工法の耐用年数を目安にするだけでは不十分であり、防水層の状態を観察し、劣化の兆候を見逃さないことが重要です。
屋上防水に現れる劣化サインとしては、「ひび割れ」や「剥がれ」、防水層の「膨れ」、屋上に「水たまり」が発生する現象、「雑草」が生える様子、および「雨漏り」の発生などが挙げられます。
これらの初期症状は、防水機能が低下しているサインであり、放置すると建物内部への浸水や構造部材の劣化につながる可能性があります。
そのため、これらのサインを早期に発見した場合は、速やかに専門業者に連絡を取り、点検と処置を依頼することが推奨されます。

屋上防水の工法別耐用年数は
ウレタン防水は8年から12年
ウレタン防水は、液状のウレタン樹脂を下地に塗布し、シームレスな防水層を形成する工法です。
複雑な形状の屋上にも施工しやすく、メンテナンスも容易です。
この工法の一般的な耐用年数は、8年から12年程度とされています。
耐久性を保つには、表面を保護する「トップコート」の定期的な塗り替えといったメンテナンスが不可欠です。
トップコートが防水層本体を紫外線や摩耗から守るため、怠ると劣化が早まります。
シート防水は10年から15年
シート防水は、製造されたゴム系または塩化ビニル樹脂系の防水シートを下地に貼り付けたり、固定したりして防水層を形成する工法です。
均一な厚みの防水層を形成しやすく、高い耐久性と強度を持ちます。
シート防水工法の一般的な耐用年数は、10年から15年程度とされています。
この工法で特に注意すべき点は、防水シート同士を接合する「つなぎ目」部分の防水処理です。
このつなぎ目部分の劣化が、雨水の浸入経路となる可能性があるため、定期的な点検と補修が重要です。
アスファルト防水は15年から30年
アスファルト防水は、アスファルトを染み込ませたルーフィングシートを、下地に複数層重ねて貼り重ねていくことで防水層を形成する、伝統的な工法です。
防水層に十分な厚みを持たせることが可能であり、高い防水性能と優れた耐久性を発揮します。
アスファルト防水工法の耐用年数は、他の工法と比較しても長く、一般的に15年から30年程度とされています。
ただし、防水層自体が比較的重くなるため、建物の構造によっては、その重量を支えられる設計である必要があります。
また、施工にやや時間がかかる場合があるという側面も持ち合わせています。

屋上防水の劣化サインは
ひび割れや剥がれ
屋上防水層の劣化は、目視で確認できる様々なサインとして現れます。
まず、防水層や保護コンクリート表面に生じる「ひび割れ」は、一般的な劣化症状の一つです。
これは、材料の乾燥収縮、温度変化による伸縮、建物の微細な動き、紫外線による材料劣化などが原因で発生します。
ひび割れが進行すると、そこから雨水が浸入し、防水層のさらなる劣化や雨漏りの原因となる可能性があります。
次に、「剥がれ」は、防水層の端部、立ち上がり部分、シート防水のつなぎ目などで見られる現象です。
これは、下地との接着力の低下や、防水材の経年劣化によって脆くなったことが原因で起こります。
剥がれ箇所は、雨水が浸入しやすい「弱点」となりやすいため、注意が必要です。
水たまりや雑草
屋上防水層の性能が低下していることを示すサインとして、屋上に「水たまり」が頻繁に発生する現象も無視できません。
これは、屋上の勾配不良、排水溝(ドレン)の詰まり、建物の経年変化による歪みなどが主な原因で起こります。
水が長時間溜まった状態が続くと、防水層に水圧がかかり、防水材の早期劣化を招くだけでなく、冬場には凍結による膨張で防水層を傷めたり、苔や藻が発生したりする要因となります。
「雑草が生える」という現象も、防水層の劣化サインと見なすことができます。
排水溝周辺や隙間に土などが堆積すると、雑草の種子が運ばれて発芽し、根を張ることがあります。
この雑草の根が防水層を突き破ると、雨水浸入を招く可能性があります。
雨漏り発生
屋上防水の劣化が最終段階に至り、最も深刻なサインは、建物内部に「雨漏り」が発生することです。
これは、防水層に大きな破損が生じ、雨水が建物内部に到達している状態を示しています。
雨漏りが発生しているということは、防水層へのダメージはもちろん、構造材の腐食や内装材のシミといった、広範囲な二次的ダメージが及んでいる可能性が非常に高いことを意味します。
そのため、雨漏りの原因を特定し、建物の安全性を回復させるための大規模な修繕工事が必要となるケースが少なくありません。
雨漏りは、建物の構造強度を著しく低下させ、安全を脅かす重大な問題です。
発見次第、一刻も早い専門家による原因究明と、適切な処置を行うことが絶対に不可欠です。

屋上防水を長持ちさせるには
定期的な点検と修繕
屋上防水層の性能を長期間維持し、建物を雨水から守り続けるためには、日頃の観察と、計画的かつ定期的なメンテナンス作業が不可欠です。
まず、年に一度は、屋上を目視で点検し、防水層表面のひび割れ、剥がれ、膨れ、水たまりがないか、排水溝にゴミが溜まっていないか、といった初期の劣化サインを注意深く確認することが重要です。
もし、これらの小さな異常や初期の劣化サインを発見した際には、その段階で速やかに専門業者に連絡を取り、適切な修繕を行うことが極めて有効です。
初期段階での補修であれば、工事も比較的軽微で済み、費用も抑えられる場合がほとんどです。
トップコートのメンテナンス
現代の多くの屋上防水工法では、防水層の表面を保護し、耐久性を高めるために「トップコート」が塗布されています。
このトップコートは、紫外線や雨風、歩行による摩耗など、屋上が日々さらされる過酷な環境の影響を受けて、徐々に性能が低下し、劣化していきます。
そのため、防水層本体が劣化するのを防ぎ、寿命を最大限に延ばすためには、定期的にこのトップコートを塗り替えるメンテナンス作業が非常に有効です。
一般的には、3年から5年程度を目安としてトップコートの塗り替えを行うことが推奨されています。
これにより、防水層へのダメージを軽減し、防水機能の低下を遅らせ、耐用年数を延ばすことに貢献します。
排水溝の清掃
屋上に設置されている排水溝、一般的に「ドレン」と呼ばれる部分は、屋上に降り注いだ雨水を速やかに屋上外へと排出するために、極めて重要な役割を果たしています。
しかし、このドレンに周辺の落ち葉、土砂、ホコリ、ゴミなどが溜まって詰まってしまうと、雨水が屋上表面に滞留することになり、防水層に過剰な水圧や負担をかけ続けることになります。
さらに、滞留した水が防水層の隙間から建物内部に浸入する原因となったり、防水層自体の劣化を早めたりする可能性も生じます。
そのため、定期的にドレン周りを点検し、溜まったゴミなどを清掃して、常に雨水がスムーズに流れる状態を維持することが、防水層の予期せぬ劣化を防ぎ、その寿命を延ばす上で非常に効果的です。
まとめ
屋上防水の更新時期を判断する上で最も重要なのは、工法ごとの「耐用年数」を目安にしつつも、それに頼るのではなく、屋上表面に現れる「ひび割れ」「剥がれ」「膨れ」「水たまり」といった様々な劣化サインを早期に発見し、見逃さないことが肝心です。
ウレタン防水、シート防水、アスファルト防水など、工法には固有の耐用年数がありますが、実際の寿命は日々のメンテナンス状況によって大きく左右されます。
定期的な点検、防水層を保護するトップコートの定期的な塗り替え、そして雨水の通り道である排水溝(ドレン)の清掃といった、地道な日常のケアを継続的に行うことが、防水層の寿命を最大限に延ばすための鍵となります。
建物の状態を把握し、適切な時期に適切なメンテナンスを実施することは、大切な建物を雨水や紫外線から長期にわたって守り続けることに直結します。
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