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コンクリート水漏れの原因とは?効果的な対処法・費用も解説!

2025.09.07 お役立ちブログ

コンクリート構造の建物は堅牢なイメージがありますが、実は水漏れが発生することがあります。
放置すると、建物の寿命を縮めたり、居住者の健康を害したりするなど、深刻な問題につながる可能性も。
水漏れは、見た目では分かりにくい小さなひび割れから発生することも多く、早期発見と適切な対処が重要です。
そこで今回は、コンクリート水漏れの原因と、効果的な対処法、そして予防策について解説します。
水漏れでお困りの方は、ぜひ最後までお読みください。

コンクリート水漏れの原因特定

ひび割れによる水漏れ

コンクリートは乾燥収縮によってひび割れが発生しやすく、目に見える大きなひび割れだけでなく、肉眼では確認できない微細なクラックも存在します。
これらのひび割れは、雨水や地下水の浸入経路となり、水漏れを引き起こします。
ひび割れの発生箇所や大きさによって、水漏れ量や浸水範囲も異なります。
特に、コンクリートの打継ぎ部分や、鉄筋の腐食が原因で生じるひび割れは要注意です。
これらのひび割れは、構造的な問題を示唆している可能性があり、早急な対応が必要です。
ひび割れによる水漏れは、場所によっては、内部の鉄筋腐食を招き、建物の強度低下にも繋がるため、放置しないことが重要です。

シーリング材劣化による水漏れ

シーリング材は、外壁の目地やサッシ回りなど、建材の接合部に使われ、防水性や気密性を確保する役割を果たしています。
しかし、紫外線や風雨、経年劣化によってシーリング材は硬化・劣化し、ひび割れや隙間が生じます。
この隙間から水が浸入し、水漏れが発生します。
シーリング材の寿命は一般的に5~10年程度と言われますが、環境条件によって変動するため、定期的な点検と必要に応じての交換が重要です。
劣化が進行すると、シーリング材の機能が低下し、雨水の浸入を防げなくなるため、早めの対応が必要です。

雨漏りによる水漏れ

雨漏りは、屋根や外壁、バルコニーなどの防水層の劣化や破損が原因で発生します。
防水層にひび割れや剥がれが生じると、雨水がコンクリート内部に浸透し、水漏れとして現れます。
雨漏りは、天井や壁などにシミやカビが発生するだけでなく、建材の腐食や劣化を招き、建物の構造強度を低下させる可能性もあります。
雨漏りの原因特定には、専門的な調査が必要になる場合もあります。

その他水回りトラブルによる水漏れ

給排水管の破裂や漏水、トイレや浴室などの水回り設備の故障も、コンクリート構造の建物における水漏れの原因となります。
老朽化した配管からの漏水は、コンクリート内部に水が浸透し、湿気やカビの発生、さらには建材の腐食につながるため、早期発見と迅速な対応が必要です。
また、洗濯機や給湯器などの設備からの漏水も、放置すると大きな被害につながる可能性があります。

水漏れの効果的な対処法

専門業者への依頼

コンクリート水漏れの原因究明や適切な補修には、専門的な知識と技術が必要となる場合が多くあります。
特に、原因が特定できない場合や、大規模な補修が必要な場合は、専門業者への依頼がおすすめです。
専門業者は、漏水調査を行い、原因を特定した上で、最適な補修方法を提案してくれます。
また、保証なども含めて検討することで、安心安全な補修工事が期待できます。

応急処置の方法

専門業者への依頼が難しい場合や、緊急性の高い状況においては、応急処置を行うことが必要です。
例えば、ひび割れ部分にコーキング材を充填したり、雨漏りしている箇所にブルーシートなどを設置するなど、一時的に水分の侵入を防ぐ処置を行うことができます。
しかし、応急処置はあくまで一時的なものであり、根本的な解決には至らないことを理解しておく必要があります。
応急処置後も、専門業者への相談は忘れずに行いましょう。

原因究明の重要性

水漏れを適切に解決するためには、原因を正確に特定することが不可欠です。
原因を特定せずに補修を行うと、表面的な対処にしかならず、再び水漏れが発生する可能性があります。
原因究明には、目視による調査に加え、散水試験や特殊な調査機器を用いた精密な調査が必要となる場合もあります。

補修方法の選択

原因特定後、適切な補修方法を選択する必要があります。
ひび割れに対する補修には、注入工法やUカットシーリング工法など、様々な方法があります。
また、シーリング材の劣化による水漏れであれば、シーリング材の打ち替えが必要になります。
雨漏りの場合は、防水層の補修や改修が必要となる場合もあります。
それぞれの状況に最適な補修方法を選択することが、水漏れ再発防止の鍵となります。

コンクリート水漏れ費用と対策

修理費用相場と見積もり

コンクリート構造物における水漏れ修理の費用は、漏れの原因となる要素や被害の広がり具合、修復に使用する材料の種類、さらに選択される補修工法の違いなどによって大きく変動します。
簡易的な補修で済む場合は数千円程度で済むこともありますが、大規模な劣化や構造部分への浸水などがあると、数百万円を超えるケースもあります。
したがって、まずは信頼できる専門業者に見積もりを依頼し、提示された金額と工事内容を慎重に比較・検討することが非常に重要です。

見積書には、実施予定の作業工程の詳細、使用する補修材や防水材の費用、作業員の人件費、重機などの使用料金、交通費、諸経費といった各項目が明確に記載されているかを確認しましょう。
曖昧な記述や不明確な費用項目がある場合は、必ず業者に質問して納得するまで説明を受けることが大切です。
当社では、お客様に安心してご依頼いただけるよう、現地調査および見積もりはすべて無料で対応しております。
お気軽にご相談ください。

予防策による費用削減

コンクリートの劣化やひび割れによる水漏れは、定期的な点検と予防的なメンテナンスによって大幅にリスクを軽減することが可能です。
年に1回以上の点検を行い、ヘアクラック(細かいひび割れ)や表面の変色、コンクリートの浮きなどを早期に発見することで、重大な構造被害を未然に防ぐことができます。

また、施工時に耐久性の高い材料を選定し、気温・湿度といった気象条件にも配慮して作業を進めることで、乾燥不良や収縮クラックの発生を抑えることができます。
加えて、防水材や浸透性シーラーなどの予防的処置を施しておくことで、コンクリート内部への水分侵入を防ぎ、将来的な水漏れリスクを大きく低減できます。
これにより、結果的に高額な補修工事が不要となり、トータルの維持管理コストを抑えることが可能になります。

放置によるリスク軽減

水漏れを放置することには深刻なリスクが伴います。
コンクリート内部に浸入した水分が鉄筋にまで到達すると、鉄筋の腐食が進行し、それに伴ってコンクリートの膨張・ひび割れ・剥離が発生するなど、建物の構造的な安全性に悪影響を与えることになります。
こうした劣化が進行すると、最終的には建物の全面補修や部分的な建て替えが必要になることもあり、補修費用が数十倍に跳ね上がる恐れもあります。

さらに、水が室内にまで浸入した場合、壁紙の剥がれや床材の変形だけでなく、カビの繁殖によって室内環境が著しく悪化する可能性もあります。
特に小さなお子様や高齢者、アレルギーを持つ方にとっては、健康被害につながるリスクが非常に高くなります。
こうした事態を未然に防ぐためにも、水漏れの兆候を早期に察知し、適切な専門業者による迅速な対応を行うことが、経済的な負担と健康被害の両面から見て、最も有効な対策となります。

まとめ

コンクリート水漏れは、放置すると深刻な問題につながる可能性があります。
今回解説した原因特定、適切な対処法、予防策を参考に、日頃から建物の状態に注意を払い、水漏れを未然に防ぎましょう。
小さな異常を見逃さず、早期発見・早期対応を心がけることが大切です。
専門業者への相談も有効な手段です。
定期的な点検とメンテナンスは、費用対効果の高い予防策と言えるでしょう。
コンクリート構造物の寿命を延ばし、安全で快適な生活を送るために、水漏れ対策をしっかりと行いましょう。

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