賃貸物件の壁の雨だれ放置は危険!どうする?原因と対策を解説
賃貸物件にお住まいの方で、壁に気になる雨だれを見かけることはありませんか。
「放置しておいたらどうなるんだろうか」「自分で何とかできるのかな」と不安に思っている方もいるかもしれません。
賃貸物件の壁の雨だれは、放置すると見た目だけでなく、建物の劣化や雨漏りなど、深刻な問題につながる可能性があります。
この記事では、賃貸物件の壁に発生する雨だれの原因、放置した場合のリスク、自分で対処できる方法、専門業者に依頼するメリット、費用相場、業者選びのポイントまで解説していきます。
賃貸物件にお住まいの方が、安心して快適に過ごせるように、役立つ情報をお届けします。
賃貸物件の壁の雨だれを放置するとどうなる?賃貸物件の雨漏りは誰が直すの?
*雨だれ放置のリスク
1:見た目の悪化
雨だれは、壁に黒い筋やシミのように現れ、見た目を損ないます。
特に、白い壁や明るい色の壁では、雨だれの黒ずみが目立ちやすく、部屋全体の印象を悪くしてしまうこともあります。
2:建物の劣化
雨だれは、外壁の塗装やコーティングを剥がす原因となり、建物の劣化を早めます。
塗装が剥がれると、外壁が雨水や紫外線に直接さらされ、腐食やひび割れなどが発生しやすくなるのです。
3:雨漏り
雨だれは、外壁の小さなひび割れや隙間から雨水が浸入し、雨漏りを引き起こす可能性も。
雨漏りは、壁や天井のシミやカビ、壁紙の剥がれなどの原因となり、住環境を悪化させるだけでなく、健康被害にもつながる可能性があります。
*修理と責任
賃貸物件の雨漏りは、原則として大家さんの責任となります。
しかし、入居者の行為が原因で雨漏りが発生した場合、修理費用は入居者が負担しなければならないケースもあります。
1:大家さんの責任
民法では、賃貸人は「賃貸物の使用及び収益に必要な修繕をする義務を負う」と定められています。
つまり、賃貸物件の雨漏りは、通常の使用によるものであれば、大家さんが修理費用を負担する必要があるのです。
2:入居者の責任
ただし、入居者の故意や通常の使用範囲を超える使い方が原因で雨漏りが発生した場合は、入居者に修理義務が発生する可能性があります。
例えば、子供が遊んで窓ガラスを割ったために雨漏りが発生した場合などは、入居者が修理費用を負担する必要があるでしょう。
3:雨漏りの記録を残す
雨漏りの状況を写真や動画で記録しておくと、後のトラブル防止に役立ちます。
特に、雨漏りの箇所、雨漏りの原因と考えられる場所、被害状況などを記録しておくことが重要です。
賃貸物件の雨だれの原因と対策
賃貸物件の壁の雨だれは、主に2つの原因が考えられます。
それぞれの特徴と、具体的な対策方法を見ていきましょう。
1:外壁に付着した汚れ
排気ガスや花粉、土埃などの汚れが外壁に付着し、雨水に濡れると、汚れが流れ落ちずに壁に残ってしまうことが雨だれの原因となります。
対策1:定期的な清掃
外壁に付着した汚れを定期的に落とすことで、雨だれの発生を防げます。
高圧洗浄機や外壁用洗剤などを用いると、効果的に汚れを落とせます。
対策2:雨どいと排水溝のチェック
雨どい、排水溝が詰まっていると、水がうまく流れずに外壁に流れ落ち、雨だれが発生しやすくなります。
定期的に清掃し、排水がスムーズに行われるようにしましょう。
2:外壁塗装の劣化
外壁塗装は、経年劣化により、撥水効果が低下し、汚れが付きやすくなります。
その結果、雨水が外壁に付着しやすくなり、雨だれが発生するのです。
対策1: 塗装の塗り替え
賃貸物件の場合、塗装の塗り替えは大家さんの責任となります。
雨だれが発生している場合は、塗り替えの必要性を考えたうえで対処しましょう。
対策2: 防水コーティング
外壁に防水コーティングを施すことで、雨水の浸透を防ぎ、雨だれを抑制できます。
賃貸物件の雨だれを自分で落とす方法はあるの?
賃貸物件の雨だれは、自分で落とせる場合もあります。
ただし、安全面や効果、リスクなどを考慮し、DIYの限界も理解しておくことが大切です。
*中性洗剤で洗う
軽度の汚れであれば、中性洗剤で洗うことで落とせます。
ただし、洗剤の種類によっては外壁を傷める可能性があるので、注意が必要です。
・手順
1.水で汚れを洗い流す。
2.中性洗剤を水で薄めて、スポンジにつける。
3.雨だれ部分を優しくこする。
4.水で洗剤を洗い流す。
*外壁用クリーナーで洗う
中性洗剤で落ちない場合は、外壁用クリーナーを試してみましょう。
ただし、強力な洗浄力を持つため、外壁を傷める可能性もある点は注意が必要です。
・手順
1.外壁用クリーナーの説明書をよく読んでから使用する。
2.水で薄めて、スポンジにつける。
3.雨だれ部分を優しくこする。
4.水でクリーナーを洗い流す。
*高圧洗浄機で洗う
高圧洗浄機は、強力な水圧で汚れを落とせるので、頑固な雨だれにも効果的です。
ただし、外壁を傷める可能性や、周囲に水がかかる可能性があるため、注意が必要です。
・手順
1.高圧洗浄機の使用方法をよく読んでから使用する。
2.水圧を調整し、雨だれ部分を丁寧に洗浄する。
3.周囲に水がかからないように注意する。
賃貸物件の雨だれを業者に依頼するメリットと費用相場
自分で雨だれを落とすのが難しい場合は、専門業者に依頼することを検討しましょう。
専門業者に依頼するメリットは、以下のとおりです。
1:安全
高所作業や専門的な知識・技術が必要な場合、安全面を考慮すると専門業者に依頼するのがおすすめです。
2:効果
専門業者は、適切な洗剤や洗浄方法を用いることで、雨だれを効果的に落とせます。
また、雨だれの原因となる外壁のひび割れや隙間を補修することも可能です。
3:迅速
専門業者は、短時間で作業を終えられます。
自分で作業するよりも、時間と労力を節約できます。
4:保証
専門業者の中には、作業内容に保証が付いている場合があります。
万が一、雨だれが再発した場合でも、安心です。
賃貸物件の雨だれの除去費用は、作業内容や規模によって異なりますが、一般的な費用相場は、以下のとおりです。
・高圧洗浄:10,000円~30,000円
・外壁クリーニング:20,000円~50,000円
・外壁塗装:100,000円~500,000円
専門業者に雨だれの除去を依頼する際は、以下のポイントを参考に、信頼できる業者を選びましょう。
1:実績
過去の施工実績が豊富で、雨だれの除去に実績のある業者を選びましょう。
ホームページや口コミなどで、実績を確認できます。
2:信頼性
会社の設立年数や従業員の資格、顧客満足度などから、信頼性の高い業者を選びましょう。
3:見積りの内容
見積もりは、作業内容、費用、保証内容などが明確に記載されているかを確認しましょう。
不明な点は、事前に確認しておくことが大切です。
4:対応
電話やメールなどの問い合わせに対する対応が丁寧で、迅速な業者を選びましょう。
まとめ
賃貸物件の壁に発生した雨だれは、放置すると見た目の悪化だけでなく、建物の劣化や雨漏りなどの深刻な問題につながる可能性があります。
雨だれの原因としては、外壁に付着した汚れや外壁塗装の劣化が考えられます。
自分で雨だれを落とす場合は、中性洗剤、外壁用クリーナー、高圧洗浄機などの方法がありますが、安全面や効果、リスクなどを考慮する必要があります。
自分で対処できない場合は、専門業者に依頼することを検討しましょう。
専門業者に依頼するメリットは、安全、効果、迅速、保証などがあります。
業者を選ぶ際は、実績、信頼性、見積りの内容、対応などを考慮し、信頼できる業者を選びましょう。
賃貸物件の雨だれは、適切な対策を講じることで、快適な住環境を維持できます。
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