西宮市でビルの屋上防水を検討中の方へ!屋上防水の種類別耐用年数をご紹介!

西宮市でビルの屋上防水をお考えの方に向けて、今回は屋上防水を種類別でそれぞれの耐用年数について詳しくご紹介します。
屋上防水の中でも種類がさまざまであるため、特徴などについてもみていきましょう。
気になる方はぜひ参考にしてみてください。

□屋上防水の種類別の耐用年数と劣化症状について解説します!

屋上防水の種類別にそれぞれの耐用年数とメンテナンスが必要となってくる劣化症状について解説します。

耐用年数を事前に把握しておくことによって、メンテナンスをいつ行うのが適切なのかを理解し、実際にメンテナンスを防水がダメになってしまう前に行えます。
自宅にある防水年数を確認し、耐用年数を把握しておくと良いでしょう。

ただし、耐用年数はあくまで目安となる数値です。
場合によっては早めのメンテナンスが必要になります。
メンテナンスの時期を見極めるために、どんな劣化の症状が合図となるのか理解をしておくと良いでしょう。

まずは、屋上防水の種類別の耐用年数について今回は3種類紹介します。

1つ目は、ウレタン防水です。
ウレタン防水は、防水材を塗っていく塗膜防水と言われる種類の防水です。
耐用年数は8年から10年ほどであり、短期間で安価に工事が施工できる点が大きなメリットでしょう。

また、他のメリットとしてあげられるのは、どんな下地でも対応ができる点です。
そして施工は塗っていく作業であるため、複雑な形で合っても施工が可能です。

デメリットとしては、やはり塗っていく作業であるため、職人によって仕上がりに差が出るという点です。

また、トップコートの塗り直しが定期的に必要になるため、費用がかかるという点においてはデメリットとなるでしょう。

室外機が多い屋上などの環境においては、ウレタン防水が適しているでしょう。

2つ目は、シート防水です。

シート防水は、工場で生産された防水シートを切って貼っていく防水です。
耐用年数は10年から15年であり、メリットは紫外線に強い、衝撃や歩行にも耐えられる、トップコートがいらない場合が多い、などが挙げられます。

デメリットとしては、寿命が来たときにひび割れが起きる点や、施工時に起きる騒音への配慮が必要な点、などが挙げられます。

工期は2日から4日であり、障害物がないような屋上にこの防水は向いているでしょう。

3つ目は、アスファルト防水です。

アスファルト防水は、液状とシート上のアスファルトを重ねてできる屋上防水です。
工法は主に3つありますが、最近は常温工法やトーチ工法が主流となっており、熱やにおいの発生を抑える効果のある方法です。

耐用年数は15年から20年ほどであり、耐用年数が長いことが大きなメリットです。
また、古くからある防水の種類であるため、信頼が厚いことも特徴です。

また、メンテナンスが必要となる症状について解説します。

劣化していることがわかる症状があれば、放置せずにすぐにメンテナンスを行うことで雨漏りなどを防ぐことができます。

その具体的な症状について3つ紹介します。

1つ目はひび割れです。

防水にひび割れが発生した場合、劣化しています。
ひび割れは放置した場合、劣化が進行し雨が侵入してしまうようになります。
そのため、雨漏りが起きる前にしっかりとメンテナンスを行うことが必要です。

2つ目は膨れ・剥がれです。

防水の表面の部分が膨れてくる場合、剥がれてきた場合も早めのメンテナンスが必要です。

3つ目は雨漏りです。

雨漏りは放置し続けた場合、雨漏りがひどくなるだけではなく建物の内部まで腐敗してしまう場合があります。
内部の修理にはさらに費用がかかってしまうため、メンテナンスを定期的に行うことが大切です。

□屋根や屋上に防水が必要な理由とは?

次に、屋根や屋上にはなぜ防水が必要となるのかということについて、その理由を主に2つ解説します。

1つ目は、外壁素材や建物全体の劣化を防ぐためです。

屋根や屋上は雨があたりやすい部分であるため、防水加工を施すことによって雨水が内部に侵入してしまい、建物が腐食することを未然に防止します。

建物が腐食してしまった場合、最悪のケースとしては立て直しが必要となり、費用が2000万円以上かかってしまうこともあります。

2つ目は、陸屋根や屋上の見た目を良くしようとするためです。
防水の種類にもよりますが、ウレタン防水などは見た目を良くさせる役割があります。

防水加工を行わない場合は屋上が剥き出しのコンクリート状態になります。
塗装をすることによってツヤも出て見た目が良くなるでしょう。

□屋上防水の種類別の費用相場について解説します!

次に、屋上防水工事の種類別で必要な費用の相場についてそれぞれ見ていきましょう。

まずは、ウレタン防水です。
ウレタン防水の単価の相場はおよそ4000円から6000円/㎡です。
注意点としては、ウレタン防水は職人が塗っていく作業となるため、大きい面積になればなるほど手間がふえ、工期が伸びてしまうということです。

工期が延びた場合費用もその分増えてしまうため、ウレタン防水は狭い屋上に向いているでしょう。

次に、シート防水です。

シート防水の単価の相場は5000円から10000円/㎡です。
費用は、防水シートの規模やグレードに左右されます。
シートを張っていく作業であり、乾かす必要もないため、広い面積の屋上に適しているでしょう。

最後にアスファルト防水について解説します。

アスファルト防水の単価の相場は5500円から8000円/㎡です。
アスファルト防水の場合は、大きな道具を使う場合もあるため、狭い面積の屋上よりも広い面積の屋上の方が、1㎡あたりにかかる費用は少なく抑えられます。

以上3種類の屋上防水の費用相場について詳しくご紹介しました。
状況や条件などから、ぜひ自分に合っているタイプの屋上防水を選びましょう。

□屋上防水の耐用年数を伸ばす方法について解説します!

次に、屋上防水の耐用年数をどうすれば伸ばすことができるのか、その方法について解説します

屋上防水は他の場所と比較してもやはり強風にさらされることが多いため、劣化が進むことが非常に多いです。
そこで、あまり費用をかけずに耐用年数を伸ばす方法を2つ紹介します。

1つ目の方法は、ひび割れや膨れを早めに修繕することです。
ひび割れや膨れ、めくれなどが発生している場合、範囲が小さいうちに早めに修繕をした方が良いでしょう。

前述にもあるとおり、これらは雨漏りの原因となるため、屋上防水の劣化を早めてしまいます。
そのため、定期的にセルフチェックを行い、範囲が小さいうちに発見してすぐに修繕を行いましょう。

2つ目の方法は、トップコートのメンテナンスをすることです。
トップコートとは、屋上防水の上から塗布する保護材のことを指します。
塗布を行うことによって、トップコートが防水の層を守る働きをするため、屋上防水の劣化を遅らせることが可能です。

ただし、トップコートは紫外線で劣化し、効果を発揮しなくなってしまうため注意が必要です。
目安として、3年から5年でメンテナンスが必要となるでしょう。

屋上防水を保護するために、定期的にトップコートを塗布して、屋上防水のメンテナンスをしっかりと施しましょう。

□まとめ

今回は、西宮市でビルの屋上防水を検討中の方に向けて、今回は屋上防水の種類別の耐用年数や、費用の相場、また耐用年数を伸ばす方法などについても詳しくご紹介いたしました。
屋上防水ごとの特徴について知識が深められたのではないでしょうか。
西宮市で屋上防水をお考えの方は、ぜひ1度当社へご相談ください。