西宮市で雨漏りに悩まれている方はいらっしゃいませんか。
防水工事はどのように行われるのか不安な方もいらっしゃると思います。
そこで、防水工事のトラブルを未然に防ぐ方法をご紹介します。
おすすめの施工方法であるロープワークについてもあわせてご説明しますので、参考になれば幸いです。
□防水工事でのトラブルとは?
防水工事では、施工方法や材料にもよるのですが、近所から塗装のにおいがきついというクレームが発生することがあります。
塗装につきまとう有機溶剤のシンナーのにおいや、工事の騒音は工事上仕方ない点もあります。
クレームを少しでも和らげようと、事前に施主様と工事会社が近隣住民に挨拶回りをし、においと騒音についての説明をしておくことが重要です。
事前に理解をもらっておくことで、工事中もより安心した状態で行えます。
また、手抜き工事によるトラブルもあります。
ウレタン防水の工事をする場合は、通常は塗膜防水層の厚みを2ミリ以上にするために2、3回以上重ね塗りをします。
一方で、重ね塗りの手間を惜しんだ手抜き工事では防水層の厚みが足りないゆえに劣化するのがはやく、塗料が割れて雨漏りしてしまう可能性があります。
シート防水の工事においては、シート接合の際にシーリング材を入れる必要があります。
反対に、この工程を省いた手抜き工事では、シート接合部や端末部に隙間ができてしまい、雨漏りの原因になってしまう場合があります。
シート防水の手抜き工事は他にもあります。
テレビニュースで、高層マンション屋上の防水シートが台風で大きく剥がれて地上に落下している映像をご覧になったことはありませんか。
この場合は、防水シートを貼る際にする清掃といった下地処理を省いた手抜き工事が疑われます。
きちんと下地処理をせずに接着剤を塗布してしまうと、下地と防水シートが密着せず、そこから風が吹き込んで防水シートが剥がれてしまう可能性があるからです。
□トラブルの事例をご紹介!
間違えた雨漏り修理をした場合、一度工事をしても再発してしまうというトラブルがあります。
雨漏りに関するトラブルの事例をご紹介します。
新築で家を建ててから5年未満であったのにも関わらず、キッチンの窓のあたりから雨漏りをしていた方の事例です。
10年保証に加入していたため、家を建てた建築会社に依頼し点検を行うと、強風によって壁の下の方から巻き込んで雨水が浸入したと説明を受けました。
その日はコーキングのみをし、しばらく様子を見ることになったのですが、雨漏りは止まりませんでした。
不安に思ったその方は別の業者に依頼して点検をしたところ、雨漏りは壁ではなく屋根にありました。
それは明らかな施工の不手際によるものでした。
さらに、根本的な工事をしなければ雨漏りが再発してしまう恐れもありました。
このように、きちんとした原因を追求できずに間違えた雨漏りの修理を行う会社もあります。
再発の多くの原因は最初の工事で原因の特定ができないまま工事を進めたせいで、全く検討違いな工事をしてしまうことです。
工事で最も重要なのは、検査の段階で原因が把握できるかどうかです。
当社は、原因をきっちりと追求し、雨漏りが再発しない工事を行うので安心してくださいね。
□トラブルを未然に防ぐ方法について!
トラブルを未然に防ぐためには、先ほど説明したように雨漏りの原因を的確に掴むことが重要です。
雨漏りの原因を見つけ出し、そのための解決工事ができる会社を選ぶことが大事です。
また、見積書によってプロセスや仕上がり点検といった工事内容が適切であるかを確認しましょう。
そうして、手抜きやミスをしない誠実な工事会社を選ぶことが重要です。
□雨漏りのサインとは?
雨の日に天井から水が垂れてくるほどになれば、かなりの補修費用がかかってきてしまいます。
雨漏りにはサインがあり、被害の広がり方にも傾向があります。
小さなサインに気づけると、被害や補修費用が抑えられますのでぜひ今の段階で雨漏りのサインが出ていないかを一度確認してみてください。
まずは、屋内のサインからです。
壁や天井にシミがあるかを確認してみてください。
シミは、その部分が濡れた後で乾いた証拠です。
雨の日にその部分を触ってみて、濡れているようであれば雨漏りの疑いがあります。
次は、壁材や天井材が膨張しているかです。
雨漏りによる湿気によって、壁材や天井材が波打つように膨張していることや剥がれていることがあります。
壁に触ると湿っぽい場合も要注意です。
壁を触った際に、湿っぽく感じることはないでしょうか。
湿り気を感じたら、天井を見てみましょう。
そこで天井が濡れているようであれば、雨漏りの可能性があります。
また、サッシが濡れていることはないでしょうか。
サッシが冬場に結露することはよくあることです。
一方で、寒くもないのにサッシが濡れている場合は雨漏りの可能性が高いです。
においにも注目してみてください。
雨漏りが発生している時は、室内がカビくさいです。
見た目にはわからなくとも、においがある場合は天井裏など室内の目立ちにくい場所でカビが発生していることが考えられます。
続いて、屋外のサインをご紹介します。
屋上、ベランダを見てみてください。
屋上やベランダは防水性の劣化が進みやすい部分です。
それゆえ、経年劣化により防水性が損なわれると雨漏りが発生してしまい、部材が腐食してカビが発生する場合があります。
また、瓦の軒先が揃っているかどうかも確認しましょう。
屋根の瓦は、経年劣化によってずれてしまうことがあります。
もしずれてしまった場合、ずれてできた隙間から雨水が侵入することがあります。
瓦の軒先が不揃いであるならば、瓦がずれてしまった証拠ですので、そこを確認してみましょう。
最後に、外壁にひび割れがないかをチェックしてみてください。
経年劣化により外壁が劣化した際、ひび割れを起こす場合があります。
ひび割れた部分から構造部分へ雨水が浸入してしまい、雨漏りの原因になります。
□ロープワークについてご紹介!
ビルやマンションの部分補修をしたい場合は、ロープワーク工事がおすすめです。
ロープワークという施工方法についてご紹介します。
施工方法は、ロープワーク、高所作業車、ゴンドラ、足場がありますが、その中でも最も費用がかからないのがロープワークです。
費用が他の施工方法に比べてかからない理由は、足場といった予算を大幅にカットできるためです。
ロープワークは、屋上にロープを固定できる場所があれば部分的な補修や軽作業に最適な施工方法です。
足場を組んだ方が良い工事はもちろんありますが、実際はロープワークで解決できる工事や作業がたくさんあります。
ロープワークのメリットは、たくさんあります。
工期が短縮できることがメリットの1つです。
また、足場によって外観を長期間にわたって損ねることがないことも大きなメリットと言えます。
そして、足場が使用できない狭い場所でも作業ができるため、ビルやマンションで雨漏りに悩まれている方にぴったりの施工方法になっています。
□まとめ
防水工事でのトラブル、トラブルを未然に防ぐ方法、雨漏りのサイン、ロープワークについてご紹介しました。
ロープワークは、足場を使用しないため外観が損なわれることなく、より費用を抑えて工事が行えることがメリットですね。
この記事が参考になれば幸いです。
雨漏りに悩んでいる方はぜひ当社をご利用ください。