西宮市にお住まいで雨漏りが心配な方へ!屋上防水の種類をご紹介します!

「雨漏りが心配だけど、どうすれば良いのかわからない」
「屋上防水の種類が知りたいな」
西宮市にお住まいの方で、このように考えている方はいらっしゃいませんか。
そこで、今回は屋上防水の種類をご紹介します!
その他にも、屋上防水について詳しく説明しますので、参考になれば幸いです。

□屋上防水の種類をご紹介!

雨漏りは、屋上防水をきちんとすることによって防げます。
屋上が水を防いでいるのは、防水加工をしているからです。
それが経年劣化によって防水効果が低下してくると雨漏りをしてしまうようになります。

具体的に、屋上防水はどのような種類があるのかをご紹介しますので、屋上防水のことを少しでも知っていただけたら嬉しいです。

1つ目は、アスファルト防水です。
アスファルト防水は、合成繊維不織布にアスファルトを含ませた防水シートを、屋上の床に貼っていく方法です。
このシートを何回か重ねていくことによって、防水性と頑丈さを併せ持った防水加工になります。

これは、人気な屋上防水であるため、施工会社によって様々な工法が取り入れられており、施工会社によって特色が出る部分とも言えます。
施工を依頼する際には、その会社の施工方法についても考えてみると良いかも知れませんね。

2つ目は、改良アスファルト防水です。
これは、アスファルト防水のアスファルトを改良した方法です。
ゴムの一種であるSBS系改質剤をアスファルトに添加して温度特性や耐久性を高めています。
アスファルト防水に比べて高価ではありますが、この方法を選ぶ方も増えてきています。

3つ目は、シート防水です。
アスファルト防水と改良アスファルト防水は、シートにアスファルトを染み込ませてから施工します。
それゆえ、防水材を塗ってから貼る、複合的な工法になっています。
それに対して、こちらのシート防水は、シンプルに貼る工法であることが特徴です。

防水シートを貼るという施工方法では、主に2種類の防水シートが使われています。
それは、塩化ビニールシートとゴムシートです。

4つ目は、塗膜防水です。
これは、防水の塗料を塗るという工法です。
液体の状態の防水材をローラーやコテで塗っていきます。
使用される防水塗料は主に2種類あります。

ウレタン防水は現在、最も主流な屋上の防水工事と言われており、液体状のウレタンを何回も重ねて塗ることによって層を積み重ねて防水加工していきます。
液体状のものを塗るので、防水箇所の形状にも影響されないというメリットがあります。

FRP防水は、ガラス繊維強化プラスチックを使用して防水層を形成します。
衝撃に強く、強度が高いFRPの層を5層も塗り重ねるため、耐久性は高いです。

□屋上防水工事の各方法の耐久年数と費用とは?

4つの屋上防水工事の方法をご紹介しましたが、やはり気になるのは費用や耐久年数ですよね。
そこで、各方法の費用相場と耐久年数をご紹介するので、ぜひコストパフォーマンスや耐久性も踏まえながら施工方法を選んでくださいね。

アスファルト防水と改良アスファルト防水の耐久年数は、約20年です。
この方法が、最も耐久性があると言えます。
この施工方法の費用は、比較的高価です。

シート防水は、塩化ビニール、ゴムどちらも耐久年数が約13年で、費用は比較的安価です。

塗膜防水はウレタン防水の耐久年数が約12年、FRP防水の耐久年数が約10年です。
費用は普通です。

数値はあくまでも目安ですが、参考になれば嬉しいです。

□屋上防水の工事の時期とサインの確認方法について!

劣化への対処が遅いと補修工事が大がかりになってしまう可能性が出てきます。
場合によっては建て直す必要が出てくるかも知れません。
屋上防水の劣化のサインは、築7年から10年の間に現れてくると言われています。

小さな劣化でも見逃さずに、定期的にチェックすることで後に悪化して雨漏りの原因になることを防げます。
ぜひ、これから紹介する項目をチェックしてみてください。

まずは、屋上の床がひび割れているかどうかです。
屋上の防水層がひび割れてしまっている場合、水が染み込む危険性があります。
例え小さなヒビであったとしても、浸水することで建物自体の寿命を縮めてしまうため、しっかりと確認しましょう。

そして、防水シートが剥がれている場所があるかどうかも確認しましょう。
防水シートのつなぎ目がだんだんと剥がれていく症状です。
これは、防水シートが紫外線や雨水によって劣化してしまうことで起こります。

シートが膨らんで歪んでいる場所がないかもチェックしてみてください。
防水層の下に水がたまり、その水が蒸発しようとして膨らんでしまう症状です。
昼間は膨張し、夜間に縮小するということを繰り返して次第に防水層が劣化してしまいます。

屋上に水たまりができている際も要注意です。
屋上の床が歪んでしまうと、水はけが悪くなるため水たまりができてしまいます。
水たまりができることでさらに屋上の歪みがひどくなったり、雨漏りにつながってしまったりします。

雑草が生えていないかも確認してみてください。
ひび割れた屋上に雑草が生える症状がでていると、かなり劣化が進んでいます。
すぐに抜きたくなりますが、雑草を抜くことで防水層に傷をつけてしまい、水漏れの原因になる可能性があります。
抜きたくなる気持ちを抑えましょう。

また、すでに根が防水層を突き破って成長している可能性もあります。
すぐに対処するようにしましょう。

□防水層を長持ちさせる方法とは?

防水層を寿命までしっかり維持するためには、定期的なメンテナンスが重要です。
メンテナンスは主に3つあります。
それは、排水溝の掃除、トップコート塗装、定期点検です。

排水溝の掃除は、3ヵ月に1回くらいのペースで行うことをおすすめします。
飛んできた葉がつまって水たまりを作ってしまい、防水層の耐久性を弱めてしまう場合があるからです。

また、防水シートの上に塗るトップコートを定期的に塗り替えるのも有効です。
表面の塗膜が剥がれることで防水層が紫外線にさらされてしまうため、5年に1度くらい塗り替えると良いでしょう。

そして、定期点検も重要です。
一軒家の三角屋根とは違い、屋上は足を運びやすい場所です。
自分で目につくところはしっかりと確認し、10年に1回ほどは会社に依頼して点検することをおすすめします。

□屋上の防水工事が必要な理由をご紹介!

そもそも屋上はなぜ防水工事が必要なのでしょうか。
理由は、防水工事がしっかり行われていないと、雨水がどんどんたまってしまい雨漏りが起こるからです。
屋上のメンテナンスがしっかりされていないと、排水溝が詰まっていても気づかない場合が多いです。

そこから雨水が排水されずに溜まっていくと、屋上の防水機能が落ちてしまうのは上述した通りです。
そして、その雨漏りを放置すると家が壊れやすくなってしまいます。

□屋上防水工事をすぐに行う必要があるか確認する方法とは?

・すでに雨漏りをしていて、天井や壁がしみている場合
・部屋がじめじめするようになり、湿度も上がった場合
・マンションやビルの定期メンテナンスから3年以上経っている場合
・前の屋上防水工事から10年以上経っている場合

これらに当てはまるものが多い場合は、すぐに屋上防水工事を行う必要があると言えます。

□まとめ

屋上防水について詳しくご紹介しました。
屋上防水の種類は把握していただけたでしょうか。
この記事が参考になれば幸いです。
雨漏りに困った際は、ぜひ当社をご利用ください。