西宮市で雨漏り修理をご検討の方へ!屋根の防水の種類と費用について解説します

「屋根から雨漏りがしてきた!」
雨漏りが発生したらまずは原因を突き止め、適切な対処をすることが必要です。
しかし、雨漏りは様々な要因が絡み合って発生しているため、まずはその原因を知ることが大切です。
そのため今回は雨漏りの原因を中心に解説しながら、防水加工の方法、費用についても詳しく解説していきます。

 

□屋根から雨漏りする原因とは

 

屋根から雨漏りがした場合、どのようなことが原因として考えられるのでしょうか。
ここからはその原因を4つ紹介していきます。

1つ目は、屋根本体の経年劣化による雨漏りです。
屋根は経年劣化を防ぐために雨風に強く作られていますが、短いものでは10年程度経過すると劣化してしまいます。
これを聞いて「意外に短いな」と感じた方も多いのではないでしょうか。
実は屋根もメンテナンスをしなければすぐに劣化してしまうのです。
できれば経過年数で判断し、未然に雨漏りを防ぐためのメンテナンスをしましょう。

2つ目は、雨仕舞板金(あまじまいばんきん)からの雨漏りです。
そもそも読み方も難しいため、建築に携わっていない人には理解しづらいかもしれません。
まずは用語の説明をします。
雨仕舞とは、建物の内部に雨水が入り込まないようにするための防水加工のことをいいます。
一方、板金とは屋根の弱点を劣化から守るために取り付けられる金属のことです。
つまり雨仕舞板金に関しては、「雨が入り込まないように防ぐ金属のことなんだな」と覚えておいていただければ結構でしょう。
1つ目の原因で屋根本体が劣化するといいましたが、実は屋根自体が劣化することはそれほど多くありません。
それよりも板金が劣化して雨漏りが発生することの方が圧倒的に多いです。
例えば、経年劣化によるサビで穴が空いたり、屋根の上に取り付ける「棟板金」が台風で飛ばされたりと、原因は様々です。
しかしどれも板金の劣化によるものであることに変わりはありません。
そのため、板金に耐久性の高いガルバリウム鋼板を用いるなど強度を上げるための工夫して未然に劣化を防ぎましょう。

3つ目は、ルーフィングからの雨漏りです。
ルーフィングとは屋根本体や板金の下に敷き込む防水シートのことを指します。
屋根は屋根本体、板金、ルーフィングから構成されていますが、雨水を防ぐ最後の砦となるのがこのルーフィングです。
ルーフィングは雨水を防ぐ中心的な役割を担っており、屋根材や板金はルーフィングシートを保護する役割でしかありません。
ただ、ルーフィングを張り替えるには屋根を全て剥がす必要があるため、普段は屋根材や板金で守られています。

4つ目は、施工不良による雨漏りです。
雨漏りの原因としてはかなり少ないですが、施工不良による雨漏りも起きることがあるかもしれません。
ここでは、よくある施工不良の事例を2つ見ていきましょう。

ひとつは、連続性がない屋根と外壁下地の取り合い部で雨漏りが発生する場合です。
通常、屋根や外壁にはルーフィングシートと呼ばれるシートが敷かれ、そのシートを重ねることで屋根と外壁の連続性を保ちます。
しかし、稀に職人さん同士のコミュニケーションがおろそかになることで、施工不良が発生する場合があります。
この場合は管理者に連絡を入れ適切な処理をすることが求められますが、このようなトラブルは滅多に起こらないため、参考程度に覚えておくと良いでしょう。

もうひとつは、コロニアルの縁切りです。
通常、屋根瓦と屋根瓦はわざと隙間を開けて設置しています。
隙間というと「埋めた方がいいのではないか」と考えてしまいそうですが、実際はそうではありません。
この隙間は室内に入り込んだ雨水を出す役割があります。
もしも隙間を作っていないと室内から雨漏りが発生してしまうのです。
特に屋根の塗装後は、この隙間が塗料で埋まってしまうため「縁切り」と呼ばれる作業をする必要があります。
縁切りを行わないと高確率で雨漏りが発生するため、注意しておきましょう。

 

□雨漏りは業者に依頼する方がベター

 

よく雨漏り修理を自分で行おうとする人がいますが、あまりおすすめはしません。
確かにブルーシートなどを用いて簡単な応急処置程度のことならできます。
しかし、見た目はあまりよくありませんし、何より命綱がない状況で作業をするのは大変危険です。
雨漏りが発生したら自分では作業せず、すぐに業者に依頼しましょう。

 

□防水工事の種類について

 

ではここからは屋根の防水工事に使用される素材の種類について解説します。

 

*ウレタン防水

 

ウレタン防水は価格が4000~7000円と安く、約60%の屋上防水で使用されています。
そのため、もしかすると屋上で目にしたことがある人がいるかもしれません。
ちなみにウレタン防水とは、低反発などのマットレスに使用されているウレタン樹脂を使用した防水方法です。
ウレタン防水には「密着工法」と「通気緩衝工法」の2つがあります。

まず通気緩衝工法から説明します。
通気緩衝工法とは、裏側に穴の空いたシートを設置し、その上からウレタン樹脂を流し込む方法です。
この方法では防水層の内部を常に空気が循環している状態になっているため防水性能が安定しています。
そのため、防水加工がよくわからないという方はこちらを選んでおけば間違いないでしょう。

次に、密着工法です。
密着工法はウレタン樹脂を下地に直接流し込む方法ですが、屋根や屋上の防水工事ではほとんど用いられません。
下地と防水層の間に水分が溜まると、防水層がすぐに施行不良を引き起こします。
防水工事の専門家は使用しても問題ありませんが、熟練していないと失敗しやすいため注意しましょう。

 

*シート防水

 

シート防水は塩ビのシートを被せることで雨漏りを防ぐ方法です。
価格も5000~8000円ほどと安く、値段はウレタン防水とそれほど変わりません。
また、シート防水は、シートを被せるだけですので、既存の防水層を撤去することなく施工できるメリットがあります。
ただし、ウレタン防水と同じく施工が難しい点がデメリットです。
施工できる業者は多いのですが、ある程度実績が無いと隙間ができてしまい、防水シートから雨漏りが発生するようになります。

 

*アスファルト防水

 

アスファルト防水はシート防水と同じぐらいの価格で、5000~8000円ほどかかると覚えておきましょう。
アスファルトは道路でも使用されていることから分かる通り、非常に耐久性が強いです。

ここからアスファルト防水の2つの方法について紹介します。

ひとつはトーチ工法です。
防水シートの裏にアスファルトがコーティングされており、トーチバナーと呼ばれる火器を使用して接着します。
セロハンテープの接着剤がアスファルトに置き換わっていると考えるとわかりやすいでしょうか。
トーチ工法は、アスファルト特有の匂いが発生しないため、特に屋上の防水工事で普及しています。

もうひとつは、熱工法です。
融溶釜と呼ばれる特殊な釜でアスファルトを溶かして、塗装していく防水工事です。
道路工事などでよく行われている手法であるため、見たことがある人がいるかもしれません。
アスファルト特有の匂いがするため、屋上での工事には使用されなくなりましたが、他分野ではまだまだ使用されている施工方法です。

 

□防水工事の費用相場

 

先ほど少し費用については紹介しましたが、ここではもう少し詳しくご紹介します。
防水工事には「ウレタン防水」「シート防水」「アスファルト防水」の3種類がありました。
工事費用に関してはどの方法でもさほど違いはありません。
どの方法でも住宅1つ分の50平方メートルで考えると25~45万円ほどがかかります。
ただ、耐用年数なども考慮して考えると、ウレタン防水が1年当たり9万円、シート防水は7万円、アスファルト防水が6万円と費用対効果に違いがあることがわかります。
このように防水加工はどうしても劣化するため、費用対効果で考えることも大切です。

 

□まとめ

 

ここまで屋根の防水加工について解説しました。
ひとえに屋根といっても様々な防水加工や工夫が施されています。
そのためもし雨漏りがしてきても自分で直そうとはせず、素直に専門家を頼る方が安全で確実だと思います。
もし西宮市で雨漏りにお困りの方がおられましたら、ぜひ当社にご連絡ください。